SNSとホームページは役割が違う？！集客のための使い分け

今は情報発信の手段がたくさんあります。
中でも、「SNSとホームページは何が違うの？」「どう使い分けるの？」「どちらかだけでもいい？」
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか？

SNSとホームページ、それぞれの役割と特徴を理解して使い分けることが大切です。

• SNSはフロー型メディアと呼ばれ、拡散スピードがあり、短い文章や写真で直感的に発信できる
• ホームページはストック型メディアと呼ばれ、情報をためて一覧化できるため、ユーザーが「知りたい」情報にアクセスしやすい

どちらも情報発信の手段ですが、それぞれ得意分野が違うのです。

SNSのメリット

1.情報の拡散力が高い

ユーザーの目にとまったリアルタイムな投稿は、「シェア」や「リツイート」などの共有機能によって、ユーザーからユーザーへスピーディに拡散されていきます。
今まで繋がりのなかった新規ユーザーにも興味を持ってもらうことができます。

2.無料で利用できる

SNSは、無料で登録・利用できます。
サービスや商品の宣伝には、広告費用や制作費用が必要になりますが、SNSをうまく活用できれば、広告費用がかかりません。

3.ユーザーとのコミュニケーションがとれる

投稿のコメント欄やDM(ダイレクトメッセージ)などを利用して、個人と直接やりとりができます。
コミュニケーションから、ユーザーの意見や要望を聞くことができたり、交流を深めてリピーターになってもらえる可能性もあります。

SNSのデメリット

1.炎上のリスクがある

拡散力の高さから、「不適切な表現」によって誤解が生じる投稿や、「誤操作」による誤った投稿などもすぐに広まってしまい、批判の声が殺到してしまう恐れがあります。

2.情報の寿命が短い

発信した情報は、時間の経過とともに流れてしまいます。
また他者の投稿により、すぐに埋もれてしまうこともめずらしくありません。
古い情報は見返されることもほとんどないので、フレッシュな情報発信を継続的におこなう必要があります。

ホームページのメリット

1.信頼を得られる

きちんと更新された正しい情報、価値のある情報が提供されている公式のホームページは、ビジネス上の信用だけでなくユーザーからの信頼を得ることができます。
SNSだけ運用している同業者と比べると、ホームページがある方が安心感にもつながります。

2.情報の寿命が長い

ホームページは、情報やコンテンツを整理して分かりやすく伝えることができ、その情報をストックしていけます。
「商品やサービスの詳細ページ」から、「お知らせ」「店舗情報」「お問い合わせ」、「過去に発信した情報」まで、検索すれば、誰もがいつでも見ることができます。

3.営業マンになってくれる

ホームページでは、商品やサービスを詳しく紹介することができます。
レイアウトのカスタマイズ性も高く、「あなたの伝えたいこと」「ユーザーにとって必要な情報」が見やすく整理されているホームページは、あなたの代わりに24時間営業してくれます。

ホームページのデメリット

1.自分から情報をお知らせするのが苦手

ホームページは、ユーザーの検索行動などで見つけてもらう「受け身タイプ」のサイトです。
あなたのお店やサービスを認知してもらい、ホームページを見にきてもらう流れを作る必要があります。

2.リアルタイム性や拡散力が低い

発信した情報が、検索エンジンなどに登録されるのには、少し時間がかかります。
最新情報や更新情報をリアルタイムで知ってもらうことは難しく、SNSのような共有機能での拡散もありません。

まとめ

SNSとホームページは役割や特徴が違うので、

• SNSがホームページの代わりになる
• ホームページさえあれば、あなたのお店やサービスを知ってもらえる

ということはありません。

多くの人に認知してもらうためにSNSを活用
　　　　　　　　↓
SNSで興味を持ってくれたユーザーの、さらに「知りたい」情報をホームページでしっかり提供
　　　　　　　　↓
『この商品、使ってみよう！』
『このお店に行ってみよう！』

とユーザーに行動してもらうまでの流れを作るのが理想的です。

SNSとホームページ、それぞれの得意分野をうまく使い分け、集客の流れを作っていきましょう。